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31 maggio

平成犯科帳


つれ:「有名旅館の黄金風呂が盗まれたり談合事件担当の刑事さんが談合容疑で逮捕されたり、唖然とするニュースがよくも立て続けに飛び込んでくるもんだよねぇ」
 
ズレ:「先だっても白昼堂々の金塊強盗事件があったし、安全神話が崩壊して日本も今や治安の低い先進国の仲間入りってとこさな」
 
つれ:「なまじ治安がよかった分よもやそんなことはあるまいてぇ油断があって、その道の皆さんにはさぞや仕事がやり易い環境なんだろうねぇ」
 
ズレ:「それだけ警察力がなめられてるってことで、市民生活の安全の為には談合なんぞに構ってないで単純犯罪をひたすらビシビシ取り締まって貰いてぇもんよ」
 
つれ:「捕まった刑事さんは相当の遣り手だったようで、検察としても朱に交わって赤くなる度合いがいよいよ見過ごせなくなったってことかもよ」
 
ズレ:「毒を以て毒を制すでそういう腕利きはまだ暫し泳がせといて、検察もエリート風を吹かすばかりでなく黄金風呂探索とかの地道な治安の方に力を貸してくれたっていいんじゃねぇか」
 
つれ:「それじゃ警察奉行所に検察火盗改めで、町人不在の縄張り争いばかりが白熱しそうだよ・・」
 
30 maggio

盤石時代

 
つれ:「朝青龍関の勢いに翳りが出たかって時に白鵬関の横綱昇進で、大相撲モンゴル時代は盤石だねぇ」
 
ズレ:「同じ東洋系ってこともあるし、今となってはハワイ勢の黒船ショックほどには違和感はねぇやな」
 
つれ:「今や外国力士衆の活躍抜きじゃ相撲興行も成り立たないからねぇ」
 
ズレ:「伝統文化と捉えればガッツポーズはいただけないとかの国粋主義にもなろうけど、プロスポーツと捉えれば闘志むきだしの実力主義こそ王道ってことにもならぁな」
 
つれ:「これも国内産業育成の保護貿易から門戸開放で優勝劣敗の自由貿易へって流れの所以かねぇ」
 
ズレ:「高校駅伝で外国人留学生は1区に起用しないなんて規則が成り立つのは、アマスポーツ故の保護主義ってこった」
 
つれ:「一部有力産業に頼った自由競争時代が盤石に見えた日本経済も、バブルが弾けてみると実はまだ保護が必要なアマチュアレベルなのかもしれないねぇ・・」
 
29 maggio

議員宿舎の変

 
つれ:「農水大臣が現職のまま自殺たぁ、痛ましいやら魂消るやらだねぇ」
 
ズレ:「事務所経費問題のボディブローが効いてるところに緑資源機構の官製談合疑惑が身辺に迫って、是非に及ばずとご自害召されたてぇ見立てのようだわな」
 
つれ:「往生際の悪い下世話な輩とすりゃ他に幾らも身の処し方があるように思うけど、位人臣を極める方はそういう訳にもいかないのかねぇ」
 
ズレ:「政治生命が絶たれたところで人の噂は75日、裁判に持ち込まれてから復権を果たした某先生の例もあるんだし、早まることはなかろうにとは野次馬十目の見るところだろうよ」
 
つれ:「よもや主君を庇っての忠死とか朋輩を恨んでの憤死とか、はたまた口封じの謀殺とかってミステリーまがいの事はないんだろうねぇ」
 
ズレ:「いずれどこぞの作家先生がそんなストーリーをモノするかもしれないけど、命を断つ覚悟までおありならその前にどうやったって政治に金は必要だとか官製談合なくして日本社会の安寧なしとか包み隠さぬ本音の話を承りたかったもんでぃ」
 
つれ:「そこんところは王様の耳はロバの耳かもねぇ・・」
 
28 maggio

強化de教化

 

つれ:「図らずも酒鬼薔薇事件10周年に合わせるように、少年法が厳格な方向に強化されたんだねぇ」

ズレ:「14歳から12歳への適用年齢の引き下げは大英断のつもりなんだろうけど、世の中の先手を打つなら一気に6歳あたりまで引き下げてもいいんじゃねぇか」

つれ:「小学校から深刻ないじめや粗暴な事件があったりすると、場合によっちゃ成人並みの責任を問われるってのも抑止力にはなるかねぇ」

ズレ:「子供のすることだからと済まされなくなりゃ、親やら教師やら大人の方も教化されて身が引き締まろうてぇもんでぃ」

つれ:「児童相談所の権限が強化されるほど児童虐待も増えてるようだし、学校教育関連法が一段落なら次は家庭教育の立て直しが喫緊なんじゃないかぃ」

ズレ:「家庭教育と言やぁ親が子に教えるもんだったけど、今は親にも子にも教えなきゃいけない話も多いようだしなぁ」

つれ:「猫の首に鈴をつける按配で、家庭を教育する人材をどう教化するかがまずは大問題だけどさ・・」

 

25 maggio

罪作り

 

つれ:「運転過失致死傷罪ってのが新設されたそうで、四輪二輪の運転にはよくよく気をつけないとねぇ」

ズレ:「危険運転致死傷罪が使いにくいからって、モータリゼーションがこれだけ進んでも未だに自動車性悪説で交通法規ばかりが安易に厳しくなる風潮はちと気掛かりだぜ」

つれ:「お子さんの列に突っ込んだり車椅子のお年寄りをはねたりってな痛ましい事故が続けば、勢い厳しくもなろうてぇもんだょ」

ズレ:「近代刑法の精神が復讐でなく抑止にあるなら、最高刑5年の業務上過失致死罪の屋上に2年の屋根を積み増ししてもそれほど効果は上がらないんじゃねぇか」

つれ:「至極善良な市民でもその意図に関わらず犯罪者となる過失の罰則をそう重くはできないてぇ法理の依って来たるところのようだけどさ」

ズレ:「わざわざ新設しなくても抑止効果なら危険運転致死傷罪の適用要件を改める手もありそうだし、復讐効果ならハムラビ法典並みに故意の殺人は一律死刑にしなきゃ間尺に合わないだろうによ」

つれ:「罪を新設して交通警察の励みにでもしようってことなのかねぇ」

ズレ:「そういうことなら通り魔的な重大犯罪が多い昨今、日常故意致死傷罪でも作って刑事警察の方に一層のご健闘をお願いしてぇやな・・」

 

24 maggio

魚食民国策

 

つれ:「今回の水産白書じゃ日本の魚離れと世界の水産物争奪激化が指摘されてるねぇ」

ズレ:「魚民さんてな居酒屋チェーンが流行りつつも、子供が嫌い・肉より割高・調理が面倒ってのが魚離れの原因たぁ最近の家庭の風潮として一々ごもっともだわな」

つれ:「ここ30年の魚介類消費量が米国で1.4倍・中国で5倍に伸びてるそうで、世界有数の魚食民族のステータスも危ういねぇ」

ズレ:「水産物価格が今後年3%のペースで上昇するてな予測もあるし、世界から高い魚を売りつけられることになりそうだぜ」

つれ:「反対に日本の水産技術を売り込めるとか国産のブランド志向で付加価値が高まるとかの見方もあるみたいだよ」

ズレ:「他人事みたいな民間任せだけでなく、改憲や集団自衛もさることながらおカミには領海管理とかでしっかりと兵糧確保の舵を取って貰いてぇやな」

つれ:「今度は魚食民八紘一宇の大東亜魚栄圏でも築けってのかぃ・・」

 

23 maggio

巨神人

 
つれ:「兵庫県のコウノトリの郷公園で、43年ぶりに雛が自然孵化したんだってねぇ」
 
ズレ:「関係各位のご尽力には頭が下がるばかりで、神ならぬ人間が一度絶滅した生き物を蘇らせるのは容易じゃねぇやな」
 
つれ:「瞬く間に種を絶やすことにかけちゃ神様並みの仕事はしてるようだけどねぇ」
 
ズレ:「その所業を顧みるに、神の御業を安易に破壊する能力を与えることでむしろ神の威光を知らしめるために神は人を創り給うたってなとこよ」
 
つれ:「訳の分からない宗教じみた物言いで煙に巻こうたって、壊すしか能がないどころか生物はともかくも色んな文物は現に人間が創ってきたんじゃないのかぃ」
 
ズレ:「科学の勝利だ現代の奇蹟だと謳われた大規模土木建造物なんかは、むしろ軒並み深刻な環境破壊をもたらしてるんじゃねぇか」
 
つれ:「実はその地下深くでは人知れず新たな自然が再生されていた・・なんて風の谷のナウシカのような話はないだろうねぇ」
 
ズレ:「ことごとく破壊し尽くして自ら滅んでく風の谷に現れた巨神兵ってのが人間に与えられた役どころかもしれねぇぜ・・」
 
22 maggio

空前×2

 

つれ:「男子プロゴルフで史上最年少アマチュア高校生が優勝たぁ、空前絶後の快挙じゃないかぃ」

ズレ:「むざむざ勝たせるプロが情けないって声も出る所以ながら、ここは素直に15歳の新鋭に微笑んだ女神の采配に敬意を表するようだろうよ」

つれ:「女子は若手の注目株の活躍で華やいでる一方、男子はスター不在で退潮が言われて久しいからねぇ」

ズレ:「プロの興行じゃただ勝つだけでなく人を酔わせるドラマや伝説も期待されるところで、若手のダークホースが続々登場するとか超ベテランが復活して待ったをかけるとかってな起爆剤が要るんじゃねぇか」

つれ:「プロレスのような遺恨ストーリーで演出する訳にもいかないだろうけど、サッカーくじのように外から盛り上げる手はあるかもよ」

ズレ:「史上空前のキャリーオーバー6億円てな時には大いに射幸心を煽られても、それが競技自体の振興につながるかってぇと効果のほどは定かじゃねぇやな」

つれ:「ゴルフにしてからが、スキンズマッチでキャリーオーバーが消えた後は見る方も力が抜けるしねぇ」

ズレ:「一攫千金の夢は選手に見て貰ってこその華ってもんよ」

つれ:「尻馬に乗って夢破れた引かれ者の小唄かぃ・・」

 

21 maggio

あつものスーツ

 
つれ:「今度の立てこもり事件は家庭の内輪もめから警官に犠牲が出る騒動になって、何とも痛ましい限りだねぇ」
 
ズレ:「犯人もよもやそこを狙って撃った訳じゃなかろうに、SATスーツの僅かな隙をつかれるたぁ実にお気の毒だわな」
 
つれ:「これがアメリカとかなら、もっと早いうちに凄腕スナイパーの一発でケリをつけてそうだけどねぇ」
 
ズレ:「日本じゃ40年近く前のシージャック事件が未だに羹で、訓練を積んだ狙撃手を配置はしてもほとんど膾を吹いてる体だからなぁ」
 
つれ:「内戦やらで日々銃弾が飛び交ってるお国を思えば、44マグナムだかの拳銃一丁を前にサブマシンガンやライフルが沈黙してる日本の平和を有難く噛み締めるようかもねぇ」
 
ズレ:「これほど武器の使用に慎重な一方で、集団的自衛なら大砲でもミサイルでもブッ放そうてぇバランス感覚がもう一つ解せねぇようだぜ」
 
つれ:「どっちにしろおエライさん自らSATスーツを着込んで最前線に立つ覚悟で決めて貰いたいもんだょ・・」
 
18 maggio

夏の虫

 

つれ:「ヘンリー王子のイラク派遣中止が英国世論に波紋を広げてるみたいだよ」

ズレ:「危険な任務に積極的に従事するのがノーブレスオブリージュと言っても、イラクでの危険はこれまでの戦争とはちと訳が違うからなぁ」

つれ:「目指すは王子の首一つと武装勢力が手ぐすね引いてるところに飛び込むんじゃ、正に火に入る夏の虫だもんねぇ」

ズレ:「虫に喩える失礼ついでに言やぁ、襲撃現場での戦死ならまだしも生きて敵の手に落ちた暁の英政府の苦渋は推して知るべしだわな」

つれ:「とは言え大衆化が進んだ世の中じゃ王子だからって依怙贔屓するなって感情論もあるだろうし、ブレアさんも退陣するところでこの際英軍ごとそっくり手を引くってのはどうだぃ」

ズレ:「それはそれでそもそも開戦に及び腰だった仏独との対抗意識もあって、ただ尻尾を巻いたんじゃ沽券に関わるてぇ大英帝国感情もあるんじゃねぇか」

つれ:「なまじ英軍さんが引っ込んで、その後は日本の集団自衛権でどうかなんて誘いで夏の虫になったんじゃ目もあてられないねぇ・・」

 

17 maggio

末法の予兆

つれ:「2006年度に自殺で労災認定を受けた数は、前年度よりも57%も増えたんだってさ」

ズレ:「自殺自体の件数はそこまで増えてなくとも、自殺予防法とかの動きもあって認定件数が増えたんだろうよ」

つれ:「人生の疲れも溜まってくる50代が一番多いってのはさりながら、連合さんの調査によると会社員の中じゃ20代が一番疲れてるって話だよ」

ズレ:「近頃の若いもんは風に言えば、若い衆の方がやせ我慢せずに率直に泣きを入れるから数字が上がるってこともあるだろうけど、競争社会で能力の足らない人材減らしにムチを入れる企業の中で若年層が酷使されるって状況は確かにありそうだぜ」

つれ:「長時間労働やきついノルマのストレスが自殺や鬱病につながるってことだと、或いは児童虐待や親殺しなんかもそういうストレスと無縁じゃないかもしれないねぇ」

ズレ:「それも昔風の言い方をすりゃ、末法の世の歪んだ業火が弱い所に噴き出してるのかもしれねぇやな」

つれ:「今風に言ってプレートの歪みみたいなことなら、そういうエネルギーが溜まるといずれは大地震や大噴火並みに世間を揺るがす大騒擾でも起きるのかねぇ」

ズレ:「おカミの打つ手もストレスを抜くよりは溜める方向だし、半世紀以上抑え込んできた改憲にも手を着けようてぇご時世なら、社会のナマズもそろそろ動き出そうかとヒゲをピクピクさせてるんじゃねぇか・・」


 

16 maggio

他山の藪

 

つれ:「イギリスのブレアさんが遂に首相退陣を表明したんだねぇ」

ズレ:「米大統領に比べると日本での印象は薄目ながら、20世紀最年少の英首相として43歳からサッチャー女史に次ぐ10年の長期政権を維持したんだから大したもんよ」

つれ:「結局はイラク戦争でブッシュさんに積極的に肩入れしたのが命取りになったかねぇ」

ズレ:「いみじくもご本人が”間違ったかもしれないが正しいと思ったことをした”と仰るあたりに哀愁が漂ってるわな」

つれ:「ブッシュさんも人を呪わば穴二つてぇか、フセインさんは片付けたもののそのせいで自分の支持者も失った感じだねぇ」

ズレ:「ブレアさんとしてももう世間の関心は次期大統領に移ったブッシュさんへの義理立ては済んだってもんよ」

つれ:「戦後最年少の52歳で戦後生まれ初の宰相となり米軍の世界戦略に肩入れしてる観のある安倍さんあたりは、大いに他山の石とするようじゃないかぃ」

ズレ:「長期政権てなぁ容易じゃなくとも、アメリカさんに肩入れして躓くなんてのはすぐにでもありそうだからなぁ・・」

 

15 maggio

改憲春の陣

 
つれ:「国民投票法案は存外にすんなりと決着したんだねぇ」
 
ズレ:「投票年齢を18歳からにするんで関係法令の手直しも必要だとかの大騒ぎまでして、憲法改正にしか使わないってんじゃ勿体ないようだわな」
 
つれ:「1回の実施で850億円かかるってな話だし、改憲の手続きが一つ整ったからっておいそれとは抜けない伝家の宝刀みたいだよ」
 
ズレ:「総選挙だって相応の経費はかかってる筈で、過日の郵政解散みたいなケースなら国民投票にした方がいいくらいだろうによ
 
つれ:「改憲に合わせて衆院の解散をなくしちまえば、もう少し腰の据わった審議が出来るかもしれないねぇ」
 
ズレ:「成人年齢も一気に15歳にすりゃ、迷える青少年の腹も据わろうってもんでぃ」
 
つれ:「与太はともかく、外堀が埋まったからには3年後には本丸に大砲を打ち込むようなド肝を抜く改憲案も出てくるのかねぇ」
 
ズレ:「あくまで狙いは9条の首一つの強襲作戦だろうけどよ・・」
 
14 maggio

流行病

 
つれ:「はしかの流行で休講する大学も出てるんだってさ」
 
ズレ:「はしかと言やぁ子供のうちに罹る病気で、今の大学生はそれだけ幼いってことかもなぁ」
 
つれ:「子供だけに感染する訳じゃなし、むしろその存在を忘れるほど幼少期の衛生が行き届いた所以じゃないのかぃ」
 
ズレ:「幼少期の大病の心配から解放された分、お受験とかの熱病が流行ってるってとこはありそうだわな」
 
つれ:「子供が生きるか死ぬかって時には教育どころじゃないからねぇ」
 
ズレ:「治に居ればまた別の乱を求めるのが人間の業のようだから、たまに伝染病が復活して生老病死の初心に還るのもあながち悪かないんじゃねぇか」
 
つれ:「そんな御託を並べてる本人が痴呆症の流行りにやられそうだってのに、暢気な御仁だねぇ・・」
 
11 maggio

幻の親学

 
つれ:「教育再生会議さんが予定してた”親学に関する緊急提言”の発表を見合わせるみたいだよ」
 
ズレ:「児童虐待とか給食費不払いとか、親の問題も多々ある状況で時宜を得た提言って面はあったのに、いきなり後ろ向きの印象じゃねぇか」
 
つれ:「先だっての概要の発表を受けて、揚げ足を取ろうと手ぐすね引いてる衆が雲霞の如く控えてるんじゃないのかぃ」
 
ズレ:「やたらと母乳に拘るじゃねぇかと冷やかす気だったこちとらも人様のことは言えねぇやな」
 
つれ:「授乳中はTVをつけるなとかTVでなく生の舞台を鑑賞しろなんてくだりも、一部関係者は神経尖らせそうだしねぇ」
 
ズレ:「新しい試みは風当たりが強いほど値打ちが出るてなもんで、批判を恐れずに世に問うてこその提言で内容が物議を醸すほど社会を啓蒙するってこともあるのによ」
 
つれ:「世間の風向きを見て主張を引っ込めるってのも、或いは既に周囲との協調てぇ親学の実践かもしれないよ・・」
 
10 maggio

ドモアリボット

 

つれ:「トヨタさんがいよいよ自動車販売台数世界一の座に躍り出ようてぇ勢いだそうだけど、ロボット関連の特許出願は既に日本企業が欧米企業を圧倒してるんだってさ」

ズレ:「特許の数で即優位に立てる訳でもないにしろ、先手は取っとくに越したこたぁねぇやな」

つれ:「つい”ドモアリガットMrロボット”なんて古い洋楽を思い出すけど、医療や宇宙・軍事関連じゃ依然米国企業が睨みを利かせてるみたいだよ」

ズレ:「何事につけ覇権主義こそアメリカンスピリットってなもんで、特に先端分野のフロンティアは譲れないってこった」

つれ:「リスクは大きくても一山当てれば一発KOでタイトル独占の線を狙ってこれるのは、やっぱり体力あっての物種ってことかぃ」

ズレ:「力ずくでなく、JR北海道さんが世界に先駆けて開発した線路と道路を行き来自在のDMVみたいな小粋な技術こそ日本らしいってもんよ」

つれ:「80点主義でこまめに立ち回って手数でポイントを稼ぐのが日本のモットーてもんかもねぇ」

ズレ:「ドモアリガットMrコマワリってな・・」

09 maggio

古いガワ袋

 
つれ:「都電のレトロ車両がいよいよ今月末からの運行に向けて試運転を始めたそうだよ」
 
ズレ:「ニュースで見ただけの印象ながら、なかなか風情があっていいんじゃねぇか」
 
つれ:「見た目はクラシックでも、バリアフリーだ省エネだ安全性だって部分は最新だしねぇ」
 
ズレ:「新しい酒は新しい革袋にとは言うものの、趣味性のある機械ものとかについちゃこういう新しいミに古いガワって方向性は大いにありそうだぜ」
 
つれ:「売れ行きが停滞してる自動車も往年の名車のスタイルをそのままに復活させりゃ、存外にいい線いくかもしれないねぇ」
 
ズレ:「ファッションの方は何十年かのサイクルでスーツのシルエットがタイトになったりルーズになったり、スカートの丈が長くなったり短くなったりしてるんだしよ」
 
つれ:「多少体格や習俗のガワが変わったところで、人間の本性ってミはそうそう変わるもんでもないからねぇ」
 
ズレ:「進歩のない古い酒にはむしろ古い革袋の方がしっくりくらぁな・・」
 
08 maggio

○○マンシップ

 

つれ:「甲子園の連続敬遠も記憶に新しい松井選手が、もう名球会入りするようになったんだねぇ」

ズレ:「野球選手とすりゃベテランの域でもまだ若いんだし、日本の名球会で上がりじゃなくメジャーの殿堂入りを期待してぇやな」

つれ:「メジャーと言えば、取り敢えず星野ジャパンはメジャー組抜きでスタートするみたいだよ」

ズレ:「その分注目の若手を抜擢したりで、いかにも魅せる男星野さんらしいショーマンシップじゃねぇか」

つれ:「この際高野連さんも文科省さんも小出しな救済策なんかじゃなく、すっきりと特待制度全面解禁てなスポーツマンシップを発揮したらどうなんだぃ」

ズレ:「教育関係機関はなかなかにイシアタマンシップで、そうおいそれと捌けた結論には至らないんだろうよ」

つれ:「そちらのフィールドでも大岡政談みたいな華麗な球捌きを見てみたいもんだょ・・」

 

07 maggio

大・頭領選

 
つれ:「フランス大統領の決選投票はサルコジさんの順当勝ちってとこかねぇ」
 
ズレ:「米国型競争主義と欧州型福祉主義の選択てぇシンプルな構図で言えば競争の方に舵が切られたってことで、民主革命のムーブメントを起こしたお国の頭領の思し召しとあれば力への信仰が世界的潮流にもなりそうだぜ」
 
つれ:「既に米国追従型実力主義の弊害も目に付きだした東洋の小島の磯の小市民としちゃ、大陸の動向にいささかの懸念も差し挟みたくなるようだけどさ」
 
ズレ:「当選祝いかいきなり若い衆と警察の揉み合いもあったようだし、歴史は繰り返すで世界帝国をも築いた冒険心旺盛なDNAを持つフランス国民がまた格差社会の末の貧民革命に先鞭をつけるかもなぁ」
 
つれ:「同じく世界帝国末裔の大統領選ってことだと、トルコさんじゃ政教分離絡みで人選が頓挫してるみたいだよ」
 
ズレ:「フランスより更にトルコのシステムには理解の及ばないところながら、日本でも或いは公明党さんが単独政権で頭領の座を握ろうかなんてことになると同様の騒ぎにならないとも限らないんじゃねぇか」
 
つれ:「9条絡みで百家争鳴している隙に、憲法改正で政教分離がぼやけたり大統領制が出来たりしたら要注意ってことかぃ・・」
 
06 maggio

益魚害鳥

 

つれ:「大型連休は好天に恵まれ皆さん大いに自然に親しんだようだけど、漁業被害が取り沙汰されている川鵜が今年の猟期からは狩猟対象になるんだってさ」

ズレ:「90年代前半の年間被害額9億円が06年には73億円になったってんじゃ、害鳥扱いもやむなしってこった」

つれ:「全部が全部鵜害って訳でもないんだろうけどねぇ」

ズレ:「淡水漁業ドル箱のアユやワカサギを食うのが運の尽きで、ブラックバスやらブルーギルやらを集中的に食ってればむしろ益鳥とも崇められただろうによ」

つれ:「人間が食っても美味いもんの方が鳥が食っても美味いんじゃないかぃ」

ズレ:「鵜は美味いんだかどうだか、人の命の糧となるなら成仏しようもあるものの、漁獲を守る為だけに駆除されるとなるといささか気の毒だわな」

つれ:「現地の安全の糧となるならまだしも、米国の面子を守る為だけに危険に晒されるイラク駐留の兵隊さんみたいだねぇ・・」