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31 agosto

太閤慎太郎

 
つれ:「石原さんの熱意が実って五輪国内候補地は東京に決まったねぇ」
 
ズレ:「秀頼が事くれぐれもお頼み申し候の太閤殿下の如きなりふり構わぬ入れ込みようだからなぁ」
 
つれ:「福岡さんはやっぱり用地や財力に不安があるって辺りが響いたかねぇ」
 
ズレ:「都市博凍結のあおりで自前の遊休地を抱えてたのが幸いしたとすりゃ、青島が捏ね石原が搗いた五輪餅ってとこさな」
 
つれ:「2009年にならないと日本でやるかどうかは分からないけど、世界一コンパクトを標榜しても2016年の開催時には何かと大変だろうねぇ」
 
ズレ:「交通規制や混雑はあるし、少なからぬ公金が投入されることを思えば、開催地への立候補は住民投票に掛けてからにしてもいいくらいだろうけどよ」
 
つれ:「それじゃまるで迷惑施設の誘致じゃないかぃ」
 
ズレ:「とにかく朝鮮出兵みたいな暴挙にならないように願いてぇやな・・」
30 agosto

グローバル・スタンだんごー

 つれ:「おカミが天下り規制の撤廃を検討するってなぁ、やっぱり団塊世代の定年を睨んでのことかねぇ」

ズレ:「天下り禁止期間を2年から5年に延長したままじゃ、どうにも肩を叩ききれないんだろうよ」

つれ:「代わりにOBの口利きには刑事罰を設けるとしても、立証が困難で癒着が深まるだけだって批判は免れないだろうにさ」

ズレ:「人を見て仕事するビジネススタンダードからすりゃお世話になった方に多少の便宜を図るのは機械ならぬ人の情ってもんで、あんまり形式的にキリキリやっちゃ世間がギスギスするだけだぜ」

つれ:「個人の情レベルならまだしも、ビジネスライクな組織だった官製談合なっちゃまずいんじゃないのかぃ」

ズレ:「明治の御維新からこの方、官製民製を問わず和を以て尊しと為す談合の積み重ねで先進国の一角を占めるまでになったんだから、むしろ談合を解禁してビジネスモデルのグローバルスタンダードに押し上げるくらいの気概を示してもいいんじゃねぇか」

つれ:「そんなことしたらまたアメリカさんにキツいお灸を据えられちまうよ」

ズレ:「バリバリ米国牛を食ってガンガン自衛隊を派兵すりゃ鼻薬も効こうてぇもんでぃ・・」

 

29 agosto

薄氷都市

 
つれ:「この残暑厳しい中、広島の方じゃ送水トンネルの落盤で長期間の断水にご不自由されてるようだよ」
 
ズレ:「こちらの停電といいあちらの断水といい、つくづく都市基盤てなぁ薄氷の上に乗っかってるもんだわな」
 
つれ:「それでも地価が落ち着くにつれオフィスや住居の都心回帰が進んでるようで、何だか飛んで火に入る夏の虫だねぇ」
 
ズレ:「おカミまで霞ヶ関界隈の庁舎を高層化して余った床を民間オフィスに提供するだの、余った土地をデベロッパーに売却するだのって過密に拍車を掛けてるようだしよ」
 
つれ:「国有財産の有効活用で多少なりとも財政が潤うならそれはそれで結構だろうにさ」
 
ズレ:「銭金の効率化もさることながら、防災や景観の点じゃ過密都市の中の低利用空間はむしろ貴重な公共財って考え方もあらぁな」
 
つれ:「やたらに高くするとテロ機の標的を増やすようなもんかねぇ・・」
 
28 agosto

指導不真面目化

 
つれ:「新宿と葛飾の区立小学校がカリキュラム消化のため夏休みを一週短縮したそうだけど、ゆとりだ自主性だって仰ってた文科省さんも今度は寛容度ゼロの指導厳格化を推奨するみたいだよ」
 
ズレ:「米国式の”ゼロトレランス”とやらで、何でもアメリカさんの真似すりゃいいってもんじゃないだろうによ」
 
つれ:「昔から愛の鞭って言うように、相手のためを思っての厳格化でなけりゃ迫害や弾圧とさして変わりがないもんねぇ」
 
ズレ:「おカミがこういうことを言い出すと、そういう斟酌もなしに杓子定規の額面どおりに実行するマジメな御仁が多いからなぁ」
 
つれ:「個人情報保護法への対応が行き過ぎだなんて騒ぎになるのも、むしろマジメな皆さんが厳格に対応しようとするのが一因じゃないかぃ」
 
ズレ:「ホロコーストだって小市民がマジメに命令を実行するから惨禍が広がるんで、厳格化を言い出す前にむしろ不マジメに事の本質を考えさせる教育をした方がよさそうだぜ」
 
つれ:「なまじ学歴のある大人ほどマジメに不祥事を実行してるみたいだからねぇ・・」
 
27 agosto

景気は子供

 
つれ:「今年上半期の人口動態統計によると、出生数が6年ぶりに前年を上回ったみたいだよ」
 
ズレ:「雇用改善による婚姻の増加や人工中絶の減少が原因ってことのようだぜ」
 
つれ:「景気が良くなって雇用が安定したから結婚して子作りに精を出すなんて、風が吹けば桶屋が儲かるの図式だねぇ」
 
ズレ:「とすりゃおカミも少子化対策の助成に金を注ぎ込むより、その分を景気回復策に回した方が結果的に少子化対策にもなるんじゃねぇか」
 
つれ:「どっちにしたって多少の銭金でどうなる話でもないだろうに」
 
ズレ:「何事も気は心で、少子化担当大臣がありなら省庁横断的な景気回復大臣てなもんも置いといた方が何某かの霊験はあろうてぇもんよ」
 
つれ:「小泉チルドレンのご威光が効くうちに、片山さつき先生あたりにお願いしとけばよかったかねぇ・・」
 
25 agosto

星を突ついて

 
つれ:「藪を突ついて蛇を引っ込ますってぇか、惑星論争は原案とは逆に冥王星を除いた8個で決着したんだねぇ」
 
ズレ:「学問的にはその方がすっきりして目出度し目出度しのようだけど、増えるよりは減る方が下々は慌てるみたいだわな」
 
つれ:「来年度からじゃ忙しいんで、教科書の書き換えは20年度からになるようだよ」
 
ズレ:「冥王星自体がなくなる訳じゃないんだからって学者先生がクールに仰るように、人間の作った基準なんてのはあんまり金科玉条に固定したもんじゃないてぇいい教訓じゃねぇか」
 
つれ:「今のビジネスのスピードは朝令暮改でもなお間に合わないなんて話もあるし、無資格助産の院長先生もむしろ法律の方に無理があるような仰りようだしねぇ」
 
ズレ:「設計偽装のあおりで建築士に一律再試験を課すって話がそこまでしなくともってことで落ち着いた例に倣って、結果はともかく制度や基準の見直しをこまめに提起する習慣づけをしときゃ、いざって時のショックも少なくなろうてぇもんよ」
 
つれ:「一度作ったものはそのままで、怪しげなものまで際限なく惑星を増やしてってるような感じだからねぇ・・」
 
24 agosto

子猫かシュレッダーか

 
つれ:「仏領タヒチに移住した作家の先生がエッセーで子猫殺しをカミングアウトしたのが物議を醸してるようだよ」
 
ズレ:「フランスの刑法に触れる危険を冒しても現代社会での生命の尊厳を刺激的に論じたようで、そのフランスじゃ子牛や子豚や子羊は遠慮なく屠殺して食ってるんだからそう目くじら立てたもんでもないんじゃねぇか」
 
つれ:「猫を食材にする風習があれば、むしろ食いもせずに崖下に捨てるとは何事って方にお叱りがあるかもしれないねぇ」
 
ズレ:「シュレッダー事故にしてもいささか感情的な報道が目に付くけど、こういう一見悲惨なことほど多角的に眺めないと木を見て森を見ずってなことになりがちだわな」
 
つれ:「そうは言っても投げ捨てられる乳飲み猫や指を落としたお子さんに感情移入するのが人情ってもんだろうに」
 
ズレ:「そうは言っても他の命を奪い続けて生きていくのが人間だし、凡そ世の中に危険性のないものは一つもないしって辺りを考慮しない批判に終始したんじゃ、ますます生命や安全に対する感受性が鈍感になりかねねぇぜ」
 
つれ:「鈍感だから生命や安全を無視する戦争がなくならないのか、生命や安全を脅かす戦争があるから鈍感にならないのか、どうにも困ったニワトリかタマゴかだねぇ・・」
 
23 agosto

ジュニアofジュニア

 
つれ:「安倍さんを支援する議連が独自に選対を置くってなぁ、総裁選後の安倍派旗揚げの布石ってことかぃ」
 
ズレ:「親元の森派は宿老連が睨みを利かせてるから、これを機に分家独立して身軽になろうってのはいかにもありそうな話だわな」
 
つれ:「となると御意見番には小泉さんが子飼いの郎党を連れて合流しそうな勢いだねぇ」
 
ズレ:「自ら後継者と目してるようだし、郵政選挙で当選させた無派閥新人の面倒を見るにもそれが自然な流れかもしれねぇなぁ」
 
つれ:「谷垣さんや麻生さんが名乗りを上げても、どうやら次は安倍さんってことに大勢が決して着々とお膳立てが整ってるみたいだねぇ」
 
ズレ:「総理総裁の座を約束されながら目前で逝去した親父さんの弔い合戦的な浪花節もあるんじゃねぇか」
 
つれ:「ブッシュさんは正にジュニアで安倍さんはいわばジュニアのジュニアとなると、民主社会も迂闊に北朝鮮さんの世襲制を嗤っちゃいられないねぇ・・」
 
22 agosto

井戸端の夢

 
つれ:「日米の共同チームが薬剤に耐性のあるエイズウィルスにも効く薬を開発したそうだよ」
 
ズレ:「ウィルスもなかなかに進化する賢い生き物だからいずれはイタチごっこになるかもしれないけど、まずは明るい展望じゃねぇか」
 
つれ:「京大の研究所じゃ卵子や胚を使わずに万能幹細胞を作り出すのに成功したってなニュースもあったよねぇ」
 
ズレ:「実用化にはまだ20年からの時間が掛かりそうだってことだけど、倫理問題を回避して再生医療を展開できるようになりゃこれも希望のもてる技術だわな」
 
つれ:「20年後には日本人が月に着陸して自前の月面基地を建設するってな宇宙航空研究開発機構さんの構想もブチ上がってたねぇ」
 
ズレ:「その手の先に向かって遠大な夢のある話が靖国ネタや犯罪ゴシップ系のように延々とワイドショーレベルで取り上げられるようになりゃ、子供の科学離れなんて心配もなくなるだろうによ」
 
つれ:「その分卑近な世情には聡いお子さんは増えてるってことかもよ」
 
ズレ:「そうやって育った世代が増えるにつれますます視野の狭い井戸端社会になりそうだぜ」
 
つれ:「そりゃまた先に向かって夢のない話だねぇ・・」
 
21 agosto

敷島の野球心

 つれ:「この炎天下に37年ぶりの決勝延長再試合で、球児の皆さんの集中力が胸に迫るねぇ」

ズレ:「高校球児ばかりがもて囃されるのは如何なものかと言いながらも、見応えのあるゲームにはつい齧り付いちまうわな」

つれ:「郷土意識もさることながら、応援団まで一丸となった背水の陣の悲壮感や緊迫感が感動を呼ぶんだろうねぇ」

ズレ:「いよいよプロ野球の中継が一桁に低迷してる時に日曜の決勝は平均で29.1%の視聴率を稼いだそうで、よくよく日本人のメンタリティにマッチしてるんだろうよ」

つれ:「プロ野球も炎天下で熱中症とも闘ったりトーナメントの繰り返しで勝ち点を累積する方式とかにすれば、多少は悲壮感や緊迫感が増すかねぇ」

ズレ:「次の機会が約束されないまま儚く散ってくって美学はやっぱり高校野球ならではの味わいってもんじゃねぇか」

つれ:「特攻隊じゃないけれど”敷島の大和心を人問はば朝日に匂う山桜花”ってなとこかぃ」

ズレ:「春は毎日匂えども夜の読売はとんと振るわず・・ってな」

 

18 agosto

新機軸の杞憂

 
つれ:「冥王星の発見以来76年ぶりに太陽系の惑星の数が増えるそうだよ」
 
ズレ:「水金地火木土天海冥とリズムよく覚えてたのが水金地火セ木土天海冥カともう一丁・・ってんじゃややこしくていけねぇなぁ」
 
つれ:「あくまで天文学の専門家レベルの話で、いきなり教科書や辞典を書き換えるって訳じゃないようだけどさ」
 
ズレ:「急に出来たもんでもなしどう数えようと人間の勝手だろうけど、質量が地球の1万分の1・直径800km以上って目安が今回設定されるまで”惑星”の科学的定義がなかったとは意外じゃねぇか」
 
つれ:「今ほどの観測技術がない時分に冥王星を惑星にしたのがむしろ早まった感じで、その他を古典的8惑星とするやら新惑星には和名を付けないとやらで案外に混乱はないかもねぇ」
 
ズレ:「上場会社の株券電子化で2009年以降はタンス株が紙くずになるなんて話も聞こえてくるし、定義や制度を改める新機軸も結構ながら混乱や不安はないように願いてぇやな」
 
つれ:「惑星の順番を覚える知恵もタンスに株券を寝かせる金もないんだから、杞憂もほどほどにしときなよ・・」
 
17 agosto

洋上の藪

 

つれ:「北方領土周辺の漁船拿捕で犠牲者まで出て何とも痛ましいねぇ」

ズレ:「ここんとこ竹島や魚釣島の方が注目されてたけど、改めて北方領土てぇ匕首が喉元に突きつけられてる緊張感がヒシヒシと伝わってくらぁな」

つれ:「日本船がロシア領海から逃げ出したとかロシア艇が日本領海で待ち伏せしてたとか、状況は藪の中ながら現地周辺の漁師さんのご心労をお察しするばかりだよねぇ」

ズレ:「警告であろうと水平射撃してくる国境の最前線で生業を立てるとなりゃ、イラク派遣の自衛隊さんよりよっぽど危険ってこったな」

つれ:「日本じゃ歴然と領海侵犯した相手にも迂闊に発砲すると撃った方が悪者扱いのトーンになるのにねぇ」

ズレ:「やたらとブッ放しゃいいってもんじゃないにしろ、おカミがもうちょっと領土問題に力を入れりゃ多少はこういう事件の予防になるかもしれねぇぜ」

つれ:「北方領土問題に尽力すれば訴追を免じるってな司法取引でもして、ムネオさんあたりに大いに辣腕を振るって貰いたいもんだょ・・」

16 agosto

続・お盆の霹靂

 

つれ:「停電に続いて首相靖国参拝と、こっちは予め落ちると知れた雨天の霹靂ながらこのお盆は毎朝騒がしいねぇ」

ズレ:「首相として15日に参拝するのはこれが最後の機会ってんで、いかに物議を醸そうともいつ行ったって同じじゃないかと居直るところが小泉流の真骨頂ってとこさな」

つれ:「表立った15日の首相参拝は中曽根さん以来実に21年ぶりだそうで、それほど昔の気はしないのに時間が経つのは早いねぇ」

ズレ:「その間自民党以外の首相が誕生したり政党の合従連衡が繰り返されたりで、靖国参拝どころでなく慌ただしく時間が過ぎてったんだろうよ」

つれ:「参拝するのしないのって騒ぎになるのも、周りのお国に突つかれただけでなく国内の政情安定の賜物ってことかぃ」

ズレ:「衣食足りて礼節を知るの譬え同様、生きてる者の暮らしの安寧があらばこそ亡くなった方を偲ぶ気持ちも沸いてこようってもんだぜ」

つれ:「とにかく近頃の衣食過ぎて礼節を忘れるの風潮同様、不毛な論争が過ぎて追悼の心自体がなくなるなんてことのないように願いたいねぇ・・」

 

 

15 agosto

お盆の霹靂

 
つれ:「お盆の最中で多少は影響が緩和されたかもしれないけど、昨日の首都圏大停電はえらい騒ぎだったみたいだよ」
 
ズレ:「停電世帯は140万弱で史上2番目・電力ベースでは216万kwで4番目、電車や信号は止まるはATMも冷房も動かないは、正に青天の霹靂じゃねぇか」
 
つれ:「その原因はってぇとクレーン船が送電線を引っ掛けただけのことってんじゃ、つくづく都市基盤てのはモロイもんだねぇ」
 
ズレ:「電線の損傷でも復旧にかなりの時間を要するとなると、それこそテロで鉄塔ごと倒されでもした日にゃどれほど混乱するか恐ろしいようだわな」
 
つれ:「近頃は思いも寄らないところまでとみに電気依存度が高まってるからねぇ」
 
ズレ:「都会殺すにゃ爆弾はいらぬ・電気の三日も止まりゃいい・・ってなもんでぃ」
 
つれ:「非常時の訓練用に度々わざと停電してみるのもいいかもよ」
 
ズレ:「終戦記念日は毎年停電にして往時の不自由を偲ぶってのもオツかもしれねぇなぁ・・」
 
14 agosto

法人税改め

 
つれ:「労働経済白書でも正社員が減って所得格差が広がってるって指摘されてるねぇ」
 
ズレ:「人件費抑制が金科玉条になりゃ当然の帰結で、その上に成り立った業績ってのは何ともうすら寒いやな」
 
つれ:「ワーキングプアなんてことも言われてるし、結局は弱いところに皺を寄せて何とか凌いでるってことかねぇ」
 
ズレ:「そのストレスがさらに児童虐待とか老人迫害とかの弱い者いじめに向かってるとすりゃ、いよいよ以て由々しき事態だぜ」
 
つれ:「とはいえ今さら非正規雇用は認めないって訳にもいかないし、生産性が上がらないことには雇用自体が増えないだろうに」
 
ズレ:「生産性が上がったって人心が荒廃すりゃ企業の存立も危うくなるんだから、社会の安全保障の分担金として正社員比率の低い会社には割り増しの法人税を納めて貰ってもいいんじゃねぇか」
 
つれ:「法人税改め忘人税にでもするのかぃ・・」
 
11 agosto

銭湯機

つれ:「イギリス発アメリカ行の9機同時爆破を未然阻止たぁ、007そのまんまの手に汗握る話じゃないかぃ」

ズレ:「単体では無害の物質を機内で調合して爆発させようなんてのも、映画で見たようなストーリーだわな」

つれ:「今のレバノンの様子を見りゃ更にテロが続くのは自明の理で、ブッシュさんもわざわざ”イスラムファシストとの戦争は続いている”なんて煽ることはないだろうにさ」

ズレ:「部族抗争・征服戦・内戦・地域紛争・世界大戦・冷戦と進んだとどのつまりは、果てしなきテロ戦争ってことなのかもしれねぇなぁ」

つれ:「今回は大事に至らず何よりだったけど、今後も特に米英間の飛行機に乗るには決死の覚悟が要りそうだねぇ」

ズレ:「そのうち手荷物は一切不可・搭乗時には航空会社お仕着せの人間ドックの検査着みたいなものに着替えること・・ってな風になるんじゃねぇか」

つれ:「いっそ機内を銭湯にして、和気藹々と裸のコミュニケーションを深めて貰やぁどうだぃ・・」


 

10 agosto

西部劇警察

つれ:「重大事件の犯人逮捕につながる情報提供者には税金から懸賞金を出すことになるみたいだよ」

ズレ:「懸賞金てぇといかにも射幸心を煽る陽気なイメージだから、せめて報償金とか逮捕功労費とかの地味なネーミングにした方がいいんじゃねぇか」

つれ:「どっちにしろそれだけ警察力が低下してるってことかぃ」

ズレ:「向こう三軒両隣が皆顔見知りなんて長閑な世の中じゃなくなれば捜査が難しくなるのは確かながら、金に頼ってまでってのもいささか忸怩たるものはあるわな」

つれ:「駐車違反取締の民間委託で、その分捜査に人手を回せるようになった筈だしねぇ」

ズレ:「民間委託で犯罪全般が減ったってぇなら立派なもんだけど、単に駐車違反が減ったのを喜んでるくらいなら、捜査も全部民間に委託しちまえってなことにもなっちまうぜ」

つれ:「いずれはデッドオアアライブの賞金制にもなりそうな勢いだねぇ・・」

 

09 agosto

偕老同穴

つれ:「麻生さんの靖国神社解体論まで出て、いよいよ靖国問題が総裁選の争点になりそうな雰囲気だねぇ」

ズレ:「靖国を喧しい政治の対象にしちゃならねぇって趣旨は至極ごもっともながら、そうするために一時的にも喧しい政治の対象にしなきゃならないなら何もしないで放っといたって同じようだぜ」

つれ:「それじゃ周りのお国が喧しいんじゃないかぃ」

ズレ:「何は無くても喧しいのが周りのお国ってもんで、一病息災でずっと抱えてくのも一つの養生ってこった」

つれ:「素人の床屋みたいに、形を整えようとするほどにかえって収拾がつかなくなっても困るしねぇ」

ズレ:「いやしくも次の総理を占うからにゃ、靖国よりもっと国民生活に直結した問題で下々の目から鱗が落ちるような建言をガツンとかまして貰いてぇやな」

つれ:「靖国を目くらましに使おうってことなら、周りのお国と本邦の指導者は偕老同穴かもねぇ・・」

 

08 agosto

換骨奪胎

 つれ:「福建省の一部の市じゃ私営企業発展と税収増のために共産圏にはあるまじき金持ち優遇策を制度化したみたいだよ」

ズレ:「高額納税者の子弟は高校入試に予め20点のゲタを履かせるたぁ、公認裏口入学みたいな話しじゃねぇか」

つれ:「そんなことじゃバカな金持ちが増えたり貧乏人の機会が失われるだけだろうにさ」

ズレ:「金持ちに知恵が足らなきゃ周りが余録に与れるし、入試を餌に納税意欲が高まればそれを奨学金の原資にして貧乏な子弟にもチャンスを増やせるかもしれねぇやな」

つれ:「日本でもやったらどうだってな物欲しげな口ぶりだねぇ」

ズレ:「金を儲けて何が悪いって居直りが罷り通る世の中で綺麗事に終始しててもジリ貧になるばかりなら、金持ちを優遇しながら貧乏人に還元する現実的なシステムを考える手本にしたってバチは当たらねぇぜ」

つれ:「ものの見事に共産主義を換骨奪胎した四千年来のお師匠様のやることだしねぇ・・」

 

07 agosto

理念の沙汰

 
つれ:「長野県の知事選は田中康夫さんが落選したんだねぇ」
 
ズレ:「大雨の被害が利益誘導型への回帰を招いたんじゃないかってな話も出てらぁな」
 
つれ:「どれほど響きがよくても改革の掛け声だけじゃ腹は膨れないってとこはあるしねぇ」
 
ズレ:「議会とのギクシャクとした関係で兵糧が回らないのに嫌気が差したってのもあるみたいだぜ」
 
つれ:「いかにご当地出身と言えども、所詮落下傘タレント風の首長じゃ立ち行かないってことかぃ」
 
ズレ:「地方議会と言いながら議員は中央との系列で組織されてる以上、不確かな人気を背負った首長が孤軍奮闘したところで確かな現物に裏打ちされた民意には太刀打ちできないってもんよ」
 
つれ:「理念の沙汰も利権次第なんてことじゃ、物言うほどに腹減らすの業になっちまうよ」
 
ズレ:「暫し本業に戻って物書くほどに腹肥やしてから捲土重来して貰やぁいいんじゃねぇか・・」